【受験生必見】京大院卒が大学の学部学科の特徴を主観でまとめてみた
どうも北さんです。
受験生がよく知らないけれど重要な決断の1つに大学の学部学科選びがあります。
受験生の時はある程度感覚で選んでしまいがちなんですが、この学部学科選びによって大学生活は180度変わると言っても過言ではありません。
でも学校の先生はだいたい教育学部を出ているのと、大学に入ってもらうことが目的になっているので学部学科についてあまり教えてくれないんですよね。
そこで今回は大学の学部学科について公式情報には載ってなさそうな情報をお伝えします。
あくまでも京大と自分の知り合いレベルの情報になるので全ての大学に当てはまるとは言えませんが、それでも高校の先生から聞く情報よりはよっぽど役に立つはずです。
なお、今回は入ってからのキツさと就職力の視点からまとめています。
入ってからのキツさはわかりやすいと思いますが、就職力とは就職のしやすさと就職したあとの職業が今後なくなりそうかなどを加味したもので、あくまでも個人の主観です。
文系の学部
文系の学部の全体的な特徴としては、理系の学部よりはるかに楽なことにある。
しかしその分専門性がつきにくいので、就活では個人のポテンシャルがものをいうことになる。
法学部
キツさ ★★★
就職力 ★
覚えることが多く、文系の中では1番きつい印象。
ただ今の時代は弁護士になっても稼ぎにくく、しかも弁護士という職業自体がAIに代替される可能性も大いにある。
もし法律を勉強したくていくのならいいが、覚悟を持っていくべき。
文学部
キツさ ★
就職力 ★★
京大ではあそぶんがくぶと呼ばれてるように基本的に楽な学部。
友達でも文学部できついという人に会ったことがない。
大学で遊びたい人はここがおすすめ。
経済学部
キツさ ★★
就職力 ★★
京大ではパラダイス経済と呼ばれている。
文学部よりはしんどいが、法学部よりは楽という印象。
ただ経済学は数3の微積をけっこう使うので、数学が苦手な人がいくとけっこう厳しいい。
理系学部
工学部
まず工学部は基本的にキツいと考えたほうがいい。
ただその中でも学科によってキツさの度合いに違いがあるので、京大基準できつい順に並べていく。
情報系
キツさ ★★★★★
就職力 ★★★★★
京大で留年率が3割を超えるとも言われるブラック学科。
純粋にやっていることの難しさと作業量の多さがある。
ただ今のIT時代を考えると、乗り切れば就職はしやすいのでリターンは大きい。
電気電子系
キツさ ★★★★★
就職力 ★★★
情報系につぐブラック学科。
実験なども多く、この学科の先輩は実験で1つミスをしたから夕方まで帰ってこれないということがわりとあった。
しかし、時代的に就職先がいいというわけでもないので、電気電子を勉強したい!という人以外はおすすめしない。
化学系
キツさ ★★★★
就職力 ★★
電気電子系に並ぶブラック学科。
とにかく実験が長く、週5で午後から全部実験ということもザラ。
研究室によっては朝8時から夜の10時までずっといないといけないというような研究室もある。
そのわりに大学でも会社でも、化学系の研究職のポストは減っており、大学院を出ても研究職にはなりにくい。
高校生の時に化学が好きだからと言って進んでしまうのは危ない。
理工系
キツさ ★★★
就職力 ★★★★
工学部の中ではまだマシな学科。
物理系の実験もレポートは大変だが、まだ化学系よりは時間の拘束は短い。
当たり前だが、物理と数学が苦手な人がいくととてもつらい。
土木系
キツさ ★★★
就職力 ★★★
工学部の中では1番マシだと思われる学科。
もちろんやっていることは難しいが、まだ実験なども少なくホワイトだと思われる。
ただ、インフラ系などに進みたい人にはいいが、それ以外だと専門職の就職はしにくい。
農学部
生命系
キツさ ★★★★
就職力 ★★★
化学系と同じくブラック。
とにかく実験が多く、週5で実験もザラ。
しかも就職の場合の研究職を狙う場合のライバルは多い。
入るなら覚悟して入った方がいい。
その他
キツさ ★★★
就職力 ★★★
農学部は生命系以外の学科は理系の中では比較的ホワイトなことが多い。
ただその場合は理系の専門職につきにくいこともある。
薬学部
キツさ ★★★★
就職力 ★
生命系と同じくブラック。
とにかく実験と覚えることが多い。
しかも6年あるので、途中でやめたいと思ってもやめにくいのがタチが悪い。
薬剤師もAIに代替されうるので、安定だからと言った理由で安易に選ばないほうがいい。
理学部
キツさ 謎
就職力 ★
京大では就職むりがくぶと呼ばれている。
きついかどうかは本人次第なところが大きい学部。
ただよほど数学が好きや化学などの学問が好きでないと進んではいけない。
医学部
医学科
キツさ ★★★★
就職力 ★★★★
入るのに大変、入ってからも大変、就職してからも大変、でもお金は稼げるというのが医学科。
これから先の時代を考えたときに、医師が安定とは必ずしも言えないが、それでもリターンは大きい。
その他
キツさ ★★★
就職力 ★★★★
主に看護や理学療法士などの学科が当てはまる。
実習等がありキツいが、AI等に代替されにくくまた就職もしやすいためコストパフォマンスはいいと思われる。
まとめ
今回は大学の学部学科についてまとめてみました。
大学は勉強しに行くところという正論はありますが、それでも入ってからのキツさや就職のしやすさは重要だと思います。
みなさんもこれを少し参考にして、納得のいく学部学科選びをしてください。
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