京大式ミニマル勉強法

最小限の努力で最大限の成果を

京大生が教える記憶の仕組みを利用した超効率的な英単語の暗記法

(※この記事は2018年3月22日に更新されました)

 

「英単語が全然覚えられない…」

「京大生の英単語の暗記法を知りたい」

この記事はそんなあなたに向けて書いています。

 

どうも北さんです。

 

英語の勉強を始めようとするときにまず立ちはだかるのが英単語の暗記だと思います。

実際ぼくも受験生の最初の段階では単語を覚えてもすぐ忘れてしまって全然覚えられませんでした。

ただ英単語は効率的な方法で覚えれば確実に身につけられます。

そこで今日は単語帳を使った英単語の効率的な暗記方法を書こうと思います。

 

効率的な英単語の暗記法

まず英単語を覚えようとすると毎日10個ずつ覚えていこうとする人が多いですよね。

ただこれはかなり効率が悪いので絶対にやめてください

脳の仕組みとして記憶の強さは出会った回数と印象の強さに比例するので、1日10個覚えてもそのあとに一回も見なかったら、単語帳を一周する頃には初めに覚えた単語はほとんど忘れてしまいます。

 

ではどういうふうにすればいいのかというと、1ヶ月で600個覚えたいのであれば10日間毎日初めの200個を繰り返し全部見続けます。

特に英語を勉強し始めたばかりという人は、知らない単語が多いと思うのでひたすら見続けてください。

 

このとき注意することとして単語を音読をしたり書いたりしないでください

理由としては暗記をする時の方法として

  • 見る
  • 聞く
  • 声に出す
  • 書く

の4つの方法がありますが、この中で一番時間がかからないのが「見る」ことだからです。

単語1つ書いている間に単語4つぐらいは見ることができますよね。

先ほども言いましたが、記憶の強さは回数と印象に比例するので、まずは出会った回数を増やすために見たほうがいいんですね。

 

またよくあるのが単語を覚えるのにCDを使ったほうがいいというものですが、僕は単語を覚えるのにCDを使うことをあまりおすすめしません。

理由は2つあり

  • 見るほうがCDを聞くことよりもかかる時間が短い
  • 覚えている単語もいない単語も全部聞かないといけない

からです。

ただ単語の発音をわかっていることはリスニングにも重要なので、発音を確認するためにCDを聞くというのはやってほしいです。

 

さて話が脱線しましたが単語を覚える時に具体的に1日にどれくらい見て欲しいかというと、1日に200個を最低4周は見てください。 

200個を4周!?って思うかもしれませんが空いている時間に見ていけば意外といけます。

これもできないようなら英語を勉強するのはあきらめたほうがいいですね。

だって単語を見るだけなんですから。

 

次に3日間毎日4周を繰り返すと、見たことある単語が増えてくると思います。

そこで4日目の朝からテストしていきます。

なぜ朝にテストをするかと言うと、寝ている間に記憶が整理されるので覚えてる単語と覚えていない単語がはっきりしやすいからです。


テストの方法としては

  • 瞬間で意味が出てくる単語は◎
  • ちょっと考えれば意味が出てくる単語は○
  • 時間をかければなんとか意味が出てくる単語は△
  • 全く意味が出てこない単語は✗

を単語の横につけていきます。


そしてテストが終わればまた○と△と✗を中心に見ていきます。

テスト後に最低3周は見てください。


このように5日目からも朝テストをして日中見ていくことを繰り返していくと、徐々に覚えれていない単語が減ると思いますがどうしても覚えにくい単語はあると思います。

そういうどうしても覚えられない単語は音読したり書いたりしても大丈夫です。

音読したり書いたりするのは見ることよりも時間がかかりますが、その分声帯を使ったり手を使ったりと使っている感覚が多く印象に残りやすいので、覚えにくい単語を覚えるのには適しています。

 

11日目〜20日目

11日目〜20日目は10日目までで覚えきれなかった単語と、201から400までの単語を覚えていきます。

最初の3日間は201から400までを何回も見ながら、10日目までに覚えきれなかった単語をテストし4日目からは全部の単語をテストをしていきましょう。

テストの要領は10日目までと同じです。

 

21日目〜30日目

21日目〜30日目は20日目までで覚えきれなかった単語と、401から600までの単語を覚えていきます。

要領は20日目までと同じです。

 

このようにすると1ヶ月で600個の単語をほぼ完璧に覚えることができます。

 

 

覚えた後に大切なこと

単語帳で単語を覚えたあとに大切なのは単語帳の索引で文中で出会った単語を辞書のように調べることです。

 

この文章中でわからない単語を単語帳で調べることによって 

  • 単語帳に載っていたら復習になり実際に文中で出会っているので印象に残りやすい
  • 単語帳に載っていなかったら、それはあなたが受ける試験ではあまり出ないので覚える必要はなく推測しないといけない単語だということがわかる
  • 単語帳の覚えた部分を漠然と見て復習するという効率の悪い時間をなくせる

というかなりのメリットがあります。

 

めんどくさがってやる人が少ないですが、この単語帳を辞書的に使うのは覚えきれてなかった単語をピンポイントでつぶせるという復習の効果がかなり高い方法なのでぜひ取り入れてください。

 

まとめ

英単語を覚える時に大切なのは

  • まずは何回も見る
  • 見たことがあるものが増えてきたらテストをして見るべきものを減らしていく
  • 覚えきれないものは音読や書いてつぶしていく
  • 覚え終わったら単語帳を辞書的に使っていく

という4点です。

 

みなさんもこの方法で単語を効率的に覚えてくださいね。

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