京大式ミニマル勉強法

最小限の努力で最大限の成果を

僕が京大に受かるまでに実際に使った化学の参考書・問題集と勉強法

(※この記事は2018年3月22日に更新されました)

 

「京大に受かる人ってどれぐらい勉強しているのか知りたい」

「化学の参考書や問題集が実際に使われた感想が知りたい」

この記事はそんなあなたに向けて書いています。

 

どうも北さんです。

 

今日はぼくが京大に受かるまでに使った参考書・問題集と勉強法シリーズ第4弾として化学について書こうと思います。
化学は唯一得意な教科だったので今までの教科のように苦手な状態から伸ばしたというわけではありません。
しかし使った参考書や問題集はかなり少なくたったこれだけで京大で8割5分を取れるようになるのかという一般的に言われている問題集の量に疑問を持つきっかけになればいいなと思います。

高校生時代 

高校1年生から高校3年生の夏休み前まで

中学の頃から化学が好きで学校の先生もわかりやすく塾の先生もわかりやすいという環境だったので化学は本当に得意でした。
点数が取れるから好きになりさらに勉強してさらに得意になるという好循環が起こっていたと思います。

 

そんなぼくが使っていた問題集と参考書は学校から配られていたセミナー化学と塾に置いてあった化学の新研究のみ。

セミナー化学の問題を解きながらわからないところは化学の新研究で調べるという方法で偏差値60後半を取っていました。

また一応進学校だったので夏休みに入るまでに有機の高分子以外の授業は終わっていました。

 

高校3年生の夏休み

夏休みに入り塾にあったので化学の重要問題集を使い始めます。

基礎を固めようと思っていたので必マークがついた問題から解き始めますが復習をしていなかったので夏休みが半分過ぎても全然伸びている気がしません。
この頃に勉強法を調べ大学受験は暗記だということを知り化学も解法暗記に特化した勉強を始めます。
夏休みの後半は必マークの問題を中心に答えが見た瞬間に出てくるまでひたすら繰り返していました。

 

高校3年生の夏休み明けからセンター試験まで

9月に入ってからも引き続き重要問題集の必マークと準マークを中心に解法暗記を続け10月の終わりには必マークと準マークの暗記を終えます。
この時点で化学はさらに得意になり模試で偏差値が70を超えるようになりました。

ここで基本的な問題をひたすらやりこんだのはかなり大きかったと思います。

 

11月は他の勉強に充てていたため授業以外ではほとんど勉強せず12月からはほぼセンターの勉強しかしていませんでした。

験の問題の中で間違えた問題のノートを作っていたのでひたすらそれを回し点数は90点ぐらいだったと思います。

この化学や英文法などの知識問題に対して間違えた問題のノートを使うのは復習効率がかなり上がるのでおすすめです。

 

高校3年生のセンター明けから2次試験まで

センター明けからは重要問題集の化学平衡と有機と高分子の必と準マーク以外の応用問題をひたすら解いていました。
試験の1週間前までは重要問題集を解き続けその後は大阪大学の過去問を7年分解きましたが

本番では化学が難しくあまり解けず不合格でした。

 

現役時代のまとめ

現役時代の反省を考えると化学は基礎は固まっていたのでセンター試験が終わってから阪大の過去問をもっと解くべきだったと思います。

やっぱり基礎が固まってからは過去問に勝る問題集はないですからね。

 

浪人生時代

浪人生の初めから夏休み前まで

浪人生はS台で過ごしました。
化学の先生はかなり微妙だったのですが前期はマジメに受けると決めていたので予習で問題を解くことを中心に勉強していました。
ただ駿台の大学の知識も使った授業は別にいらなかったかなと思います。

大学の知識を知らなくても受験問題は解けるようになっていますしね。

 

浪人生の夏休み

予備校の夏は長く7月の2週目から始まります。
しかしここで日記を見ていて驚いたんですが7月はほぼ触れておらず8月も京大模試の前に過去問を解いただけでほとんど勉強していませんでした
他にやることがあったからって2ヶ月ほぼ触れないとは今思うと危険な賭けだったと思います。

みなさんは得意な教科でも少なくとも1週間に一度は触れるようにして衰えないようにしてくださいね。

 

浪人生の夏休み明けからセンター試験まで

夏休みが明けてからはまた普通に予備校の授業を受けていました。
しかし先生の授業が微妙だったので徐々に授業を受けたくなくなってきます。
そんな時に8月の京大模試の結果が返ってきて化学はほかの教科と比べればまだマシだったものの他が壊滅的でE判定だったため授業を受けないことを決意しました。

 

そこからは京大は有機と高分子と化学平衡が必ず出るのでまずは京大の化学25カ年の有機をひたすら解いていました

10月が終わる頃には有機が25年分解けたので次は高分子を12月の頭まで1ヶ月ほどかけて25年分解きました。

 

京大の高分子の分野が終わった12月の2週目ぐらいからは問題タイプ別大学入試センター試験対策問題集を使ってセンター試験対策を始めます。

この問題タイプ別大学入試センター試験対策問題集は想像以上に良くて夏休みからやっていなくて少し衰えていた理論分野や無機分野のブラッシュアップに最適だったと思います。

ぼくは重要問題集を基礎を固めるために使いましたがこの問題タイプ別大学入試センター試験対策問題集を基礎固めに使ったほうがセンター試験の対策にもなるし効率が良かったと思います。
センター試験まではずっと問題タイプ別大学入試センター試験対策問題集を解き続け2周したところで本番がきて結果はまたも90点ぐらいでした。

 

浪人のセンター明けから2次試験まで

センターが明けてから2月の1週目までは復習として京大の25カ年の1周目で解けなかった有機と高分子の問題と新しく化学平衡の問題を解き始めます。
2月の2週目からは私立の入試が始まり10日間ほどはほぼ私立の過去問を解いていました。

私立を受けると大事な国公立の直前を想像以上にとられるので難しいところですね。
私立の入試が終わってからは再び京大の有機と高分子と化学平衡の問題を解き続けて前日に少し苦手だなと気になっていた金属結晶の問題を復習して本番を迎えます。

 

作戦としては有機と高分子は満点を取って化学平衡はできるところまで解き知識問題も取って7割取るというものだったのですが、いざ本番を迎えてみると化学がかなり易化したようで想定していた時間よりかなり早く有機と高分子が終わりました。
これはいけるぞと思い化学平衡を解いてみるとこれもまた簡単で解けてさらに進んでいると前日に復習した金属結晶の問題が現れます。
復習してて良かったーと思いながら解いたところで時間がきてぼくの大学受験は終了します。

そして発表があり結果は最低点+3点で合格。
前日に復習した金属結晶に救われた形となり最後まで諦めずにやって良かったと本当に思いました

 

浪人生時代のまとめ

改めて振り返ってみると浪人の前期は授業だけだし夏休みはほぼ触れてないなかで京大で8割5分取れたのは、もちろん問題が簡単だったというのもありますが確実に出る有機と高分子を確実に取るために京大の化学k25か年でひたすら演習をしたからだと思います。
大学受験は一発勝負なので安定して取れるところを作って波に乗れたのが大きかったかなと
あとは予備校の授業を後期から受けなかったことでしょうね。
あれ受けてたら絶対合格できてなかったと思います。

 

受験生全体のまとめ

読み終わって使った問題集の少なさにびっくりしませんでしたか?
ちゃんとやりこんだのは基礎固めとして重要問題集と

センター対策として問題タイプ別センター試験対策問題集と

二次試験対策として京大の化学25か年だけでしたからね。

一般的に京大を受けるならやらないといけないと言われている化学の新演習などの

難問を集めた問題集を解かなくてもきちんと過去問をやりこめば点数を取れるということを証明できたと思います。

 

このぼくの経験とその後の受験指導の経験からの化学の参考書・問題集と効率的な勉強法もぜひ参考にしてみてください。

 

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